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【結局お金?】親の年収と子供の学力は相関!親ができることは?

保護者向け読み物

なんとなく、お金持ちの家の子供は賢いイメージがありますよね。

これは事実で、「東大生の親は年収が高い」という傾向があります。

そうすると、年収があまり高くない親では子供の学力を上げることはできないのでしょうか?

ゆーじパパ
ゆーじパパ

もちろんそんなことはありません!

今回は、なぜ親の年収と子供の学力が相関するのかを解説します。

後半では年収の高くない親でもできる学力向上法を紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。

ゆーじパパ
ゆーじパパ

お金をかけずに学力を上げる方法はあります。あきらめないで!

東大生の親は高年収が多い

事実として、東大生の親は日本の平均よりもかなり高年収であることがわかっています。

まずは東大生の親の年収割合をご覧ください。

出典;https://diamond.jp/articles/-/318710

肌感覚的には、かなり高年収が多いと感じますよね。

東大生の親に限定すると世帯年収が450万円未満の親は全体の14%しかいません。

一方、日本の世帯年収分布を見てみましょう。

出典;厚生労働省の報告

この図によれば、世帯年収400万円未満が49%、500万円未満が60%ほどになっています。

東大生の親の世帯年収450万円未満は14%だったので、かなりの差がありますね。

結局お金なのね・・・

ゆーじパパ
ゆーじパパ

確かに年収が大事なことがわかります。

でも、データに踊らされないでください!

というわけで、ここからは「本当に年収が高くないと学力が上がらないのか?」を解説していきます。

親の年収と学力に因果関係はないため学力は向上できる

強調したいのですが、親の年収と学力に因果関係はありません。

ウソつけ!さっきのデータが示していただろう!

ゆーじパパ
ゆーじパパ

さっきのデータから読み取れるのは、親の年収と学力の相関関係です!

相関関係と因果関係の違いは?

少し聞きなれないと思うので、まとめますね。

相関関係・・・AとBの間に、何かしらの関係性があること。例えばAが増えればBも増える、Aが増えればBが減る。など。

因果関係・・・Aの結果として、Bが生じること。Aを増やした結果、Bも増えることになる。など。

具体例を交えて説明するとわかりやすいです。

今回の場合、親の年収が高い(お金がたくさんある)結果として、学力が上がれば因果関係がある」といえます。

図にしてみましょう。

ゆーじパパ
ゆーじパパ

この図だと、お金が直接的に子どもの学力を上げていることになりますよね。

ちょっと違和感を感じませんか?

一方、相関関係は「お金があることと子供の学力には何かしら関係がある」という関係性です。

この場合、例えば次のような関係性が考えられます。

ゆーじパパ
ゆーじパパ

こうしてみると、納得感がありますよね。

このように「一見するとお金が学力に直結しているけど、実は隠れた共通の要因があった」という場合は多いです。

相関関係と因果関係を混同してしまうと、大きな勘違いをしてしまうので注意しましょう。

ゆーじパパ
ゆーじパパ

今回の図はあくまで一例なので、実際には他の隠れた要素もあるかもしれません。

いずれにしても、お金が直接学力に影響しないのであれば、学力を向上させる本質的な要素を着実に行えば、子供の学力は向上させられますね。

年収が低くても子供の学力は上げられる

ここまで解説したように、親の年収と子供の学力は直接関係はしません。

そのため、親が低年収であっても(生活保護受給するレベルであっても)子供の学力は上げることができます。

ここでは具体的な例を2つ挙げます。

できるだけ長く保育園に通う

「同年齢の子供と共通のコミュニティで生活すると、子供のIQが1年あたり2程度向上する」という研究結果があります。

ゆーじパパ
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ざっくり言えば、0歳~年長まで保育園に通った子供と、ずっと家庭内で育った子供では、小学校1年生時点でIQが12違うということになります。

IQ100というのは全体の上位50%(つまり平均ど真ん中)ですが、IQ112というのは上位20~30%程度に位置することになります。

結構な差ですよね。

なぜこんなに差が出るの?

ゆーじパパ
ゆーじパパ

保護してくれる親ではなく、対等な関係の子供同士でコミュニケーションをとることで、言語能力や認知能力が向上するようです。

保育園に通わせるだけなら、親が短時間のパートでもなんでも良いので就業すればOK。

年収が低ければ保育費も低くなるため(住民税非課税世帯は無料になるため)、保育園が近くにある家庭ならそこまでハードルは高くないと思います。

図書館で本を借りる

図書館で無料で本を借りてきて、親が読み聞かせを行うことで子供の脳は成長します。

ゆーじパパ
ゆーじパパ

このとき、一方的な読み聞かせではなく、インタラクティブリーディングになるように意識してください。

インタラクティブリーディングとは、大人から子供への一方的な読み聞かせではなく、子供に想像させながら読み聞かせる方法。

例えば桃太郎であれば

「どんぶらこっこ・・・どんぶらこっこ・・・川上から何が流れてくるかな?」

「『鬼が村の宝物を全部持って行ってしまいました』、どうしてこんな悪いことするのかな?」

(子供が「鬼こわい!」と言ったら)「そうだよね!○○ちゃんがこの場所にいたらどうする?」

のように子供に思考を促します。

ゆーじパパ
ゆーじパパ

メンタリストDaigoさんも、お母さんから対話型リーディングをされていたそうですよ。

無料でできる教育方法でありながら、アメリカでも話題になっており、平均してIQが6ポイント程度上昇することが期待できます。

少しのお金でも教育の選択肢はかなり広がる

ここまでは極力無料の方法を説明しましたが、数千円程度のお金を支払うだけでも大きなリターンが期待できる教育方法もあります。

通信教材を使った学習

日本の通信教材はよくできていて、月々数千円程度でしっかりした学習を受けることができます。

例えば有名なこどもちゃれんじであれば、月々2,500円程度で0歳~年長までの幼児教育を受けることができます。

ゆーじパパ
ゆーじパパ

月齢に応じて適切な教材が届くので、「どんな教育すればいいかわからない!」という人でも安心ですよ。

通信教材は子供だけで取り組めるようになっているものも多く、親の時間を捻出するのにも使えるのでおすすめです。

レゴブロックなどのブロック遊び

子供の認知能力向上に役立つブロック遊び。

中でもレゴブロックは王道で、子供時代にレゴで遊んでいた東大生は多いです。

東大内にもレゴ部があるほどで、空間認識や図形などに関する能力の向上が期待できます。

いかがでしたか?

もちろん、高年収な家庭の方が、子供の教育効率を上げることができるのは事実です。

でも年収が高くない家庭でも、工夫次第で子供の学力を上げることはできるんです。

ゆーじパパ
ゆーじパパ

年収が低くても、あきらめずに教育してあげましょう!

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