幼児用の通信教材の代表格ともいえるのが、ベネッセが提供している「こどもちゃれんじ」ですよね。
しまじろうが出てくる教材でお馴染みです。
知名度もあるし、なんとなくよさそうな気はするけれど、「本当に子どもの勉強になるの?」「勧誘はしつこくない?」と気になるもの。
そこで、実際に受講している私が詳細に解説します。
本記事を読めば、こどもちゃれんじのメリット・デメリットがしっかり理解できますよ。
こどもちゃれんじの特徴

こどもちゃれんじには6つのコースがあります。
まずはそれらの特徴を見ていきましょう。
コース名 | 対象年齢 | 教材 |
---|---|---|
べびー | 0歳~1歳 | 五感で楽しむ教材、成長&お世話ガイド |
ぷち | 1歳~2歳 | 手指を使う教材、しまじろうのDVD |
ぽけっと | 2歳~3歳 | ごっこ遊びができるエデュトイ |
ほっぷ | 3歳~4歳 | 身体を動かす教材、リズム感を養う教材 |
すてっぷ | 4歳~5歳 | 読み聞かせ教材、英語教材 |
じゃんぷ | 5歳~6歳 | 読解力を高める教材、算数教材 |
年齢に応じて徐々に英語や算数が出てきており、小学校デビューができるようになっていることがわかりますね。
そしてこどもちゃれんじは大きく、①遊びとして学習準備を行う「べびー~ぽけっと」の時期と、②徐々に机で勉強する習慣をつける「ほっぷ~じゃんぷ」に分かれます。
もう少し詳しく見ていきましょう。
こどもちゃれんじ べびー・ぷち・ぽけっと(0~3歳児用)
幼稚園に入学する前の幼児を対象にしているこどもちゃれんじのコースが、べびー(0-1歳)、ぷち(1-2歳)、ぽけっと(2-3歳)です。
毎月届く学習教材は主に絵本、おもちゃ教材、動画、保護者用資料です。

視覚・聴覚・触覚を刺激する教材がバランスよく揃っているね!
それぞれ子供の成長に合わせた内容になっていることが特徴で、例えば絵本なら最初は3語の繰り返しから始まり、月齢を追う毎に少しずつ長くなっていきます。
おもちゃも月齢に合わせて、視覚や聴覚を刺激するおもちゃ⇒つかむおもちゃ⇒手指の複雑な運動を促すおもちゃ と変化していきます。
実はこれらの絵本やおもちゃ自体はそこまで特別な物ではなく、子供用品店でも似たような物は購入可能。
しかし適切な時期に適切な物を送ってくれるため、何を買えば良いのか悩まなくて済むことがこどもちゃれんじの一番のメリット。

おもちゃ屋さんにいっても、一体何を買えばいいか迷うよね・・
また子供用品店で似たようなおもちゃや絵本を買いそろえるより、ちゃれんじの方が圧倒的に安く済みます。
保護者向け資料が非常に優秀で、夜泣きやイヤイヤ期に身も心も疲れた保護者にとっては、心強いアドバイスをもらえます!

子供の成長で不安になったとき「まだできなくても良いんだ…」と何度も救われました。
動画教材も充実していて、繰り返し見せておけば親の時間も確保できますよ。
これらの3コースは、絶対に受講した方が良いという内容ではないものの、子育てに漠然と不安を感じている方は受講すると気が楽になりますよ。
こどもちゃれんじ ほっぷ・すてっぷ・じゃんぷ(4~6歳児用)
幼稚園の年少~年長にあたるこれらのコースは、「べびー~ぽけっと」と違い、教育に重きを置いた内容になってきます。
毎月届く教材は、絵本・おもちゃ教材・動画・ワーク・オプション教材など。

ぽけっとまでの内容に、ワーク(宿題)の要素がプラスされる!
ワークはひらがなの読み書き、算数の基礎、鉛筆の持ち方などを学び、徐々に小学校の準備をしていくことができます。
おもちゃ教材が非常におすすめで、遊びながら知恵や論理を身に付けることができるため、プログラミング学習の準備にもなります。

でも、おもちゃ教材って結局親が一緒にやらないといけないんでしょ?

教材紹介の動画があるので、ひとりで遊んでくれますよ!
親が一緒に遊ぶのも良いのですが、子供の集中力を養うためには、やはりひとりで取り組む時間も大切です。
その点ちゃれんじのおもちゃ教材なら、教材の説明動画⇒おもちゃ教材という学習導線が整備されているため、最初から子供だけで取り組むことができ、考える力や集中力が身に付きますよ!

おもちゃに集中してるから、あまり話しかけないでね!
幼児教育ならこどもちゃれんじだけでもOK!
ここまでご説明したように、こどもちゃれんじは幼少期の運動や基本的な文字・数字の理解など、小学校に入るまでの準備は全てカバーされています。
さらに、プログラミングや科学、英語といった教育をオプション教材としてプラスできるため、これらを行うことで小学校のスタートダッシュを切ることができます。

基本的な5科目の基礎は、こどもちゃれんじで十分です。
最初に上手くスタートを切ることができれば、それが子供の自信になり、自己効力感が上がって、次のチャレンジに繋がります。
つまり、小学校に入る前にこどもちゃれんじでバランスよく準備をしておけば、その後の教育も順調に進みやすいというわけ。
他の通信教育と比べてもバランスがいいことから、こどもちゃれんじは幼児教育の第一候補となります。
こどもちゃれんじは親の時間も確保できる

子供の教育と親の時間確保は両立できる!
ここまででも少し触れましたが、子供が動画やワークに集中できる環境を作ってあげて、その間に家事を済ませることで、保護者の方の時間確保にもなります。
普通のテレビやYouTubeを見せて親の時間を取ろうとすると「うちの子、本当に大丈夫かな…」と不安になりますが、ちゃれんじなら教育と時間確保を同時にできるので保護者の不安も無くなります!

子供も遊び感覚で勉強してくれるから、かなりの時間を確保できますよ。

気づいたら1時間やってた!
こどもちゃれんじのよくない点
逆に、こどもちゃれんじのよくない点はあるのでしょうか?
ここでは、実際に受講してみて良くないと感じた点をご紹介します。
動画教材の視聴方法が変わる

一番嫌だったのが、動画教材の視聴方法が変わる点!
こどもちゃれんじべびー・ぷち(2歳)まではDVDで送られてくるため、DVDプレイヤーで気軽にテレビ視聴できます。
しかしぽけっと(3歳)以降は視聴方法がアプリになってしまいます。
この時、テレビにアプリをダウンロードすればテレビ視聴を継続できますが、ここでひとつ落とし穴が・・・。
我が家の場合、格安のテレビ(ソニーやシャープなど大手ではない会社のもの)を使用しているため、アプリがダウンロードできないのです。
さすがにこどもちゃれんじ用にテレビを買い換えるわけにもいかず、パソコンやスマホで近距離で視聴させるのにも抵抗があるので、パソコンからHDMIケーブルをつないでテレビ視聴しています。

これが本当に面倒でした!
大手のテレビを使用している方は問題ないですが、格安テレビの方は事前に対策を練っておいた方がいいですよ。
希望者にはDVDも送付してくれたらいいのにな、と思います。
おもちゃ教材がかさばる
次に、おもちゃ教材がかさばるというデメリットもあります。
これは学習用の教材がたくさん送られてくるというメリットの裏返しでもあるため、ある程度仕方ないですね。
不要になったらどんどん捨てるか、不用品回収に回してしまいましょう。
こどもちゃれんじの登録方法は?
こどもちゃれんじはベネッセの公式サイトから登録できます。
当サイトでも詳しく解説していますので、失敗したくない方はこちらをご覧ください。
子供の生年月日でコースを調べられるため、迷うことはなく登録できますよ。


年度の途中で登録してもそれまでのおもちゃ教材が届くので、時期は気にせず登録してOK!
無料の資料請求もあるので、まずはこちらもおすすめです。

資料請求すると営業が1回だけ来るけど、しつこくないので安心してOKです。
こどもちゃれんじの退会方法は?
こどもちゃれんじは退会しやすく、自動で返金もしてくれるので良心的です。
通信教材に登録するときは、退会方法も気になりますよね。

登録は簡単だけど、退会が異様に面倒だったり、返金に応じてくれないものもありますよね。
こどもちゃれんじの場合、退会前月の5日まで(べびーの場合は1日まで)に電話で退会を申し出れば退会が可能です。

通信教材の中では、非常に良心的であると言えるでしょう。
まとめ こどもちゃれんじを受講して幼児教育を乗り切ろう!
ここまで説明したように、こどもちゃれんじには次の特徴があります。
幅広い分野について学べるため、小学校入学と同時にスタートダッシュが切れるようになる。月齢に応じた成長の目安を教えてくれるので、親の心理的負担が減る。子供がひとりで取り組める工夫がされており、親の時間確保ができる。
とりあえずこどもちゃれんじをしておけば、幼児教育はクリアできるといえます。

親としては、何が正解かわからず不安になりますよね。でもこどもちゃれんじだったら間違いなしです!
一度チェックしてみてくださいね。
また、せっかくここまでお読みいただいたので、ぜひ資料請求だけでもしてみてはいかがでしょうか?
お読みいただきありがとうございました。
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