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【母親の影響が全て!?】母親の食行動と子供の食育の論文を紹介!

母親の食行動と子供の食育 Uncategorized

子供の食事マナーが気になる・・・。

ゆーじパパ
ゆーじパパ

それ、実はお母さんの食事行動パターンが大きく影響しているんです!

なんとなくイメージはつきますが、子供の食事マナーには親の影響が非常に強く出ます。

今回は「お母さんの行動と幼児の食事マナー」に関する論文を読んだので紹介しますね。

本記事を読めば、子供の食事マナーをよくするためにお母さんが何をすればよいのか、知ることができますよ!

根拠となる論文を紹介

子供の食育において、母親の影響がどれほど大きいのかを調査した研究があります。

大阪信愛女学院短期大学と兵庫女子短期大学の研究者による論文「母親の食行動パターンと幼児の食教育との関連」では、幼児の食習慣が母親の食行動によって大きく左右されることが示されています。

本研究では、兵庫県と大阪府の幼稚園および保育所に通う子供の母親692人を対象に調査を行い、そのうち詳細な分析に必要な情報が得られた354人のデータをもとに研究が進められました。

研究によると、母親が食事の管理を積極的に行い食事作りに関心を持っている家庭では、子供の食習慣が良好に育まれることが分かりました。

一方で、食生活への関心が低く外食や簡易な食事に頼る傾向のある家庭では、子供の衛生管理や食事マナーの習得が不十分であることが明らかになりました。

ゆーじパパ
ゆーじパパ

科学的に、ママの食生活リテラシーが重要であることが示されているということですね。

ぶるちゃん
ぶるちゃん

パパも大事だから、勘違いしないでね!

じーらちゃん
じーらちゃん

カップ麺ばっかりはダメなのー!

食事マナーがいい子供はどんな教育を受けている?

食事マナーが良い子供は、母親の関わりが大きく影響していることが論文から分かります。

具体的には、下記のように母親が関わると食事マナーが良くなるようです。

  • 食事の前後の挨拶を習慣化する
  • 箸の持ち方や食べ方を丁寧に教える
  • 食事中のテレビ視聴を控える
  • 食事中の会話を促す

こうした習慣が身についている子供は母親が食事の管理に熱心で、自ら調理を行う家庭で育っている傾向が強いことが判明しました。

一方で、食事への関心が低く外食や簡易食に依存する家庭ではこうした教育が不足し、子供の食事マナーが十分に身についていないことが分かりました。

積極的にお手伝いする子供の特徴

食事の準備や後片付けを積極的に手伝う子供の特徴も、本研究で分析されています。

調査によると、母親が手作りの食事を重視して食事を家族で準備することを大切にする家庭では、子供に以下のような手伝いをさせていることが分かりました。

  • 配膳や下膳を手伝う
  • 野菜の下処理をする
  • 簡単な調理(盛り付けや食材を切るなど)を経験する
  • 食器洗いや拭きを担当する

特に、食事管理を意識する母親のもとで育つ子供は、食事の手伝いを積極的に行う割合が高く、食への関心も強いことが分かりました。

一方、食事の準備に関心が薄く日常的に簡易な食事に頼る家庭では、ほとんど手伝いをさせておらず、子供の自主性が育ちにくい傾向が見られました。

食事への関心が高い子供の特徴

食事に対する関心が高い子供には、以下のような特徴があります。

  • 母親から食材の名前や栄養について教わっている
  • どんなメニューが出るのか興味を持って質問する
  • 新しい食材や料理に興味を示す

食事の管理を積極的に行い子供と一緒に食事を準備する母親のもとでは、子供が積極的に食事に関心を持つ傾向があることが分かりました。

特に、母親が食材の名前を教えたり食事に関する会話を増やすことで、子供の食への興味を高めることができるのです。

まとめ

今回紹介した論文では、母親の食事に対する姿勢が子供の食育に大きな影響を与えていることが明らかになりました。

特に、食事を大切にし自宅での調理を積極的に行う家庭では、食事マナーが良く、お手伝いを積極的に行い、食事への関心が高い子供が育ちやすいことが分かりました。

一方、食事への関心が低く外食や簡易食に頼る家庭では、これらの習慣が身につきにくい傾向があるため、子供の食育をより良いものにするためには母親自身の食事に対する意識を見直すことが重要だと言えます。

食育は単なる栄養管理だけでなく、マナーや自主性の育成にも深く関わる重要な要素です。

母親の意識次第で子供の将来の食生活が大きく変わることを、この研究は示唆しています。

ゆーじパパ
ゆーじパパ

繰り返しますが、父親が重要ではないということではありません!

今回紹介した研究が、母親に注目した研究だっただけです。

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